2016年、赤そばの里を眺める。

 秋の冷え込みが増す前の10月7日、長野県伊那市にある「赤そばの里」に行って来ました。毎年、お盆休みに伊那市へ行っていますが、秋に行く機会は少なかったんですね。皆無と言っていいくらい。

 今年はこの時期に行くと決めていて、シーズンもので何か見学出来る場所はないかと探してみたら、ヒマラヤ産のそばの花を咲かせた高原があったので、「休み」「見ごろ」「晴天」と撮影の条件が揃ったこともあり寄ってみたのです。

 そばの花には地味なイメージがあったのですが、ピンク色の花が高原一面に咲くと見事ですね。

赤そばの里

赤そばの花2

赤そばの花3

 見頃は9月下旬から10月上旬、今年は見頃の時期に台風が連続して通過しましたが、花にはあまり影響がなかったようです。

リフレッシュ休暇。

 お盆の「夏休み休暇」というのが取得しにくい状況なので、有給休暇で少しリフレッシュ。

 今年は例年と違って、それぞれの立場の方がそれぞれの「想い(思い)」を持って日々過ごしているわけだけど、オレ的にはどうしても外せないのが毎年のお盆。親戚一同が唯一集まる時期なんですね。

 ネットは勿論のこと、意図的に新聞やテレビも見ないで世間のことを知らずに山の中で過ごしてきました。
 今までにも「リフレッシュ」という言葉を使ってきているんだけど、今回はそれを強く感じたなぁ。だって、同じ「生活をしているのに」時間はゆっくり流れているように感じるし、何も考えることが無いんですもの。

三峰川(長野県伊那市長谷地区)

三峰川(長野県伊那市長谷地区)

 山に囲まれ、川を流れる水の音の心地良さ、シカがピーピー鳴いていてサルがキャッキャッと鳴いている自然の中で、従兄弟と1年振りに酒を飲み、甥っ子を連れて河原で遊び、常日頃のストレスを全く感じない生活。朝は4時頃から釣りに出かけ、夕食後は花火をやって9時には寝てしまうという、仕事を抱えていたら出来ない営みでした。
 また、朝の気温は17度と肌寒く、日中30度近くになっても湿度が低くて「暑い」と感じない環境も快適でしたねぇ。

 帰宅したいま、仕事関係で会社から電話があって2時間近く話していたこと、ネットでニュースを読みあさったら、もう面白く無いと思っていたプロ野球セ・リーグも巨人と首位のゲーム差が縮まって面白くなってきたこと、「いつの間にこんなことになっていたの?」と気付いて「この3泊4日は有意義にリフレッシュできた」と実感しています。短い期間でも「いつもの生活」から離れていましたから。

 「休み」は長ければいいってもんじゃない、短くてもその期間をどれだけ有意義に過ごすかだ、ということですね。ってことで、これから取得する夏期休暇は計画的に内容のあるものにしなきゃいかんわ。

 あ、長谷地区で映画の撮影をしていて、何度も撮影のための通行止めをくらいました。以前で言う「村」の中だから、言われればバスでも止まっちゃうんですよ。全国的に有名な男優と女優が来ていて、でもほとんどの人が気付かなかったんじゃないかしら。っつーか、芸能人に興味があるような人はいないし。

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 今年は「ひまわり」を撮りたいと伊那であちこち歩いてみたんだけど、右上側の太陽に向かって顔を上げているひまわりがいい感じに撮れたかしら。えっと、個人的になんですけどね。
 何枚かあるひまわりからこれをブログの写真に選んだ理由というのは、以下、カメラの○タムラの馴染みの美人店員さんとの会話。

美人店員:「このひまわりはキレイで素敵ですねぇ」
オレ:「いやいや、○○さんの方が美しくてステキですよ」
美人店員:「何を言ってるんですかー(笑)」
オレ:「オレは○○さんに対応してもらいたくてここに来ているんですよ。キレイな人に現像してもらうと写真がより美しくなるから」
美人店員:「アチチさんったらお上手ですね(笑)。これ、せっかくだからA4サイズにしませんか?」
オレ:「そんな写真じゃないですよぉ。でもちょっと気に入っているんですけどね」

何があっても負けないっ!

 とまぁ、「いい写真」と褒められたことに、「写真より貴女の方が美しい」と褒め殺し合ってみたのです(笑)。

店員さんに勧められてA4へ(笑)

 …結果、オレが褒め殺されて「特価、キャンペーン中の」A4サイズにしてお買い上げ。弱いなぁ、オレは。