2016年、赤そばの里を眺める。

 秋の冷え込みが増す前の10月7日、長野県伊那市にある「赤そばの里」に行って来ました。毎年、お盆休みに伊那市へ行っていますが、秋に行く機会は少なかったんですね。皆無と言っていいくらい。

 今年はこの時期に行くと決めていて、シーズンもので何か見学出来る場所はないかと探してみたら、ヒマラヤ産のそばの花を咲かせた高原があったので、「休み」「見ごろ」「晴天」と撮影の条件が揃ったこともあり寄ってみたのです。

 そばの花には地味なイメージがあったのですが、ピンク色の花が高原一面に咲くと見事ですね。

赤そばの里

赤そばの花2

赤そばの花3

 見頃は9月下旬から10月上旬、今年は見頃の時期に台風が連続して通過しましたが、花にはあまり影響がなかったようです。

カブトムシの幼虫。

 被写体が複数ある時は、カメラの設定はどうするんでしたっけ?と言うくらいオートしか使わなくなっているFUJIFILMのXQ1です。ピンが合ったところ以外はボカすんですよ。まだ集合写真を撮らないからいいけど、これで2〜3人以上の写真を撮ったら顔が全てピンボケになりますね。良いカメラなので取説を見直そう。というか取説を読もっ。顔認証はピンがボケたことがあったような覚えがあります。

 さて、伊那谷産のカブトムシを飼育してから約2ヶ月。カブトムシが死んでからしばらく放置していたんですけど、フンが目立つようになったので、これは卵から幼虫になっているなと腐葉土をほじくり返してみました。

 全部で6匹。ちょうど良い数かしら。1令幼虫を通り越して、2令幼虫と3令幼虫になっていました。

カブトムシの幼虫2

 カブトムシやクワガタをペアで飼育した時は、8月下旬に腐葉土と幼虫が食べる木を購入しておくんですね。今回はタイミング良く容器8分に腐葉土を入れて木を埋めて。おそらく11月ぐらいまでは食べまくってもっと大きくなるでしょう。その頃に、腐葉土を入れ替えれば冬眠するはずなので、あとは来年の5月くらいまで腐葉土を乾燥させないように放置。

カブトムシの幼虫

 今年はカブトムシ以外に、別の容器でノコギリクワガタのペアを飼育しているのですが、未だに夜になると餌の昆虫ゼリーを食べて元気に歩き回っています。なのでもしかしたらまだ交尾していないんでしょうね。ノコギリクワガタの場合は、このまま交尾しないで冬眠ってこともあるんですよね。
夜な夜な歩き回っているうちは昆虫ゼリーを交換して、まずはカブトムシの幼虫を無事、越冬させることですね。

 さて、カメラの取説取説っと。

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松茸づくしの2015秋。

 今年の伊那谷は松茸が大豊作とのことで、ガッツリと風味及び食感を堪能しました。 

マツタケ

 送られて来る1週間前に、懐石料理店で大人の小指ほどの小さな松茸を2300円で食べたので、この大きな松茸は贅沢だなぁと。

松茸

 いつから松茸が贅沢なものになったんでしょうね。子供の頃は「あまり美味しくないキノコ」の印象を持っていた覚えがあります。今は香りと食感で楽しめる食材となっていますけどね。<大人になってからです。つい最近のことです(笑)。

 今年は松茸が大豊作だったことから、季節物を美味しくガッツリいただけたことに感謝の秋です。

2015夏休み。

 いつも通り、カメラ2台を持参しての夏休み。しかし、今回は10枚程度の写真を撮っただけでした。甥っ子がいたこともあって、夢中で遊んでいたら写真はどうでもいいやとなってしまいまして。だけどこれが「遊ぶ」ということなんだなと思い出しましたけどね。
 写真を始めてから、どこへ行くにもカメラを持参し、写真を撮ることが中心の遊びになっていましたが、夢中で遊ぶと写真には気が行かないんですね。
これこれこれ、これが「遊ぶ」ということなんだよと、思い出しました。気付いた都度に、スマホ(iPhone)でシャッターを切りましたが、これで良いんです。

 夢中で遊んで記憶に残し、補助的な役割でスマホで写真を撮りました。人が写っているのでここには掲載しませんが、結構、クオリティの高い写真もあり、プリントしてみて今更ながらスマホの写真ってスゲーと思いました。

アシナガバチの巣

 釣りのエサに使おうとしたアシナガバチの巣。幼虫をエサにするとよく釣れるんです。

イワナ

 時間が無い中で、夕食の一品を釣らなければならなかったので、釣り堀へ(笑)。

大型イワナ

 これだけ大きいイワナを見たのは初めてです。養殖では無くて、人が入らない山奥を流れる枝流で釣ってきたそうです。

パターゴルフ場

 お盆だから誰もいなかったパターゴルフ場。貸切状態で後ろから追われることも無く、自分たちのペースで楽しめました。体力の無さも実感しましたが。こんなんで来月のゴルフ大丈夫だろうか(笑)。<7年ぶりにゴルフに行きます。

紫の花

 パターゴルフ場に咲いていた紫の花。これ、名前は何でしょうか?

ミヤマクワガタ

 夜な夜な恒例のカブトムシを捕りに行って、今年も捕獲出来たミヤマクワガタのオス。メスが捕れなかったんですよねぇ。

シオカラトンボ

 標高850mの場所だから、もうシオカラトンボや赤トンボが舞っていました。

ヒマワリ

 田舎では畑の脇にヒマワリが咲いています。理由は分からないんですけどね。

コスモス

 これも理由は分からないのですが、畑の脇に咲いているコスモス。田舎では畑の脇にヒマワリやコスモスを植える習慣があるのかしら。

笠雲

 これはズームにしたのでクオリティの低い笠雲。あっという間に崩れてしまったんだけど、山間に笠雲が出来るのは珍しいんですよね。初めて見ました。

 お盆が終わり、高校野球もベスト8まで決まって、いよいよ夏の終わりという感じです。暑さは残りますけどね。

 さて、明日から現実。仕事をしてへこたれて疲れてストレスがたまるから、遊ぶことの喜びを実感した夏休みでした。もう何十年も同じことを繰り返しているんだけど、今頃気付いたのです。

故郷の桜。

 所用のため、4月18日(土)〜4月20日(月)を伊那谷で過ごしました。桜の季節に行くのは初めてかもしれません。

桜3

 これは仙流荘から鋸山を眺めて。

さくら

 生まれ故郷のうちの庭先の桜。これが今年一番の桜の写真です。コンデジのXQ1で撮ったものですが、カメラや構図はどうでもよくて、「うちの桜を初めて見た」というインパクトの強さが強烈に心に刺さったからですね。

桜

 翌日は残念ながら雨。高遠城のタカトウコヒガンザクラも見たのですが、雨に傘にカメラに混雑した人混みでは撮れなかったんですよね。だから地元の河原に出てパシャリ。

桜2

 夏は涼しくて良いところの印象が強かったのですが、山に囲まれた自然界は、四季それぞれに乾いた心を潤してくれますね。

 これでまた今日から頑張れる。

リフレッシュ。

 今年も夏期休暇を利用して伊那谷へ行きました。お盆休みの期間に雨が続いたのは初めてだったでしょうか。8月13日の1日だけ太陽が差し込んで、それでも気温は25度前後。標高は約1,000mに位置するので、湿度も低く「これぞ避暑地」という感じで夏期休暇を実感したのですが、台風明けで川が濁り、「渓流釣り」「川遊び」が出来ず、「写真」「カブトムシ捕り」もほとんど出来ませんでした。
 楽しみにしていた反面、何もしないでゴロゴロしたりフラフラして「ゆっくりと流れる(感じがする)田舎の時間」を満喫出来たことが新しい発見だったでしょうか。これが晴天続きだったら川へ山へと朝から晩まで忙しく遊び回りますからね。

 それでも少しは外に出ようと、山岳写真家、津野祐次先生の「長谷アリプスフォトギャラリー」を見学。

 そして近くの美和湖に寄って写したのがこちら。

美和湖(石)

 これだけガスが出ているとモノクロでも良かったですかね。

美和湖

 逆に強調しようとダイナミックトーンを使ってしまいました。でもこれもアリかな。

美和湖(ダイナミックトーン)

 美和湖から高遠側を眺めて。

高遠側

 薄日が差し込んだ日を除いて毎日が気温18度の雨。日中は長袖の上着を羽織らなければ寒く、夜はタオルケットに布団を掛けて寝るという、埼玉からみたら「非日常的な生活空間」と感じる伊那谷でリフレッシュ出来ました。さて、今日からまた蒸し暑い毎日ですか。

2013年、夏期休暇に思うこと。

 久しぶりに「リフレッシュ」というものが出来ました。日常生活の中において、オレの場合はその流れの中で休む「休日」にリフレッシュというのは難しいのです。写真を撮ったり多肉植物の観察をしたりして、リフレッシュしているようでそうでもないかしら。疲れた身体を休めて終わるとか、平日に出来ないことをやっつけて終わるとか、その合間に「写真」や「多肉植物」をやってます。それでも無理矢理「リフレッシュした」と言っているけどね。

 今回、親戚と会うことは勿論ですが、大自然の中に飛び込むことにより「非日常生活」を送れたことが「リフレッシュ」と実感しました。これは昔からお盆の恒例行事となっているので、1年に1回の楽しみでもあるのです。

駅

 伊那の駅。これは普通の駅ですね。

駅前ロータリー

 駅前のロータリー。これもごく普通のロータリー。

踏切

 踏切もバックに山々が写っているだけで普通の踏切。

時刻表

 …電車の本数が極端に少ない。少ないというか1時間に1本、12時台は1本もナシ。これも地方の宿命か。

標識

 では、市街地を抜けて山の方へ向かうと…。

注意看板

 ここも伊那市。平成18年に合併して伊那市。「市」になれば集落も良くなると思いきや、目が行き届かないのかまんま。

花火大会

 これは山奥での花火大会。時間にしてわずか3分ぐらいの打ち上げ花火だったかな。伊那市と合併する前は大きな花火大会を開催出来たんだけど、どこへお金をかけているのか分からないのに縮小されてしまったんですよね。

 「村」の時は外灯が切れた、非常用の放送塔が聞こえなくなった、と言えば即修理していたのに、今では外灯切れっ放し、非常用の放送も全く機能せず。見えない部分で「市」になった恩恵を受けているのかもしれないけど、高齢化・過疎化しているところでは「タイムリーに」「目の前の見えることろ」を機能させて欲しいんですよね。

 あと何年いまの状態が維持出来るのか?または今よりも環境が良くなるのか?

 んー、今後、環境が良くなることは期待出来ないので、今の状態を維持するためには何をすべきか?また、自分たちの世代が出来ること・やらなければならないことは何なのか?これらを考えさせられた夏期休暇でした。古里に想いを寄せて。