長谷アルプスフォトギャラリーを訪ねる。

 昨年に引き続き、今年も8月12日に長谷アルプスフォトギャラリーを訪ねました。ここでは山岳写真家の津野先生の作品が展示されています。ブログはこちら。
 展示ホールが少し変更されており、入って正面の大型液晶ディスプレーで南アルプスの四季を堪能出来るようになっていました。最寄りの道の駅「南アルプス村」にも津野先生のディスプレーが設置されていたので、そちらでも楽しめます。

 写真はもちろん堪能させていただきましたが、今回は北沢峠に小屋を作った竹沢長衛氏の写真や、当時使っていたスキー板等が展示されており、便利なものが何も無い時代に北沢峠に小屋を建てたことが理解出来ます。竹沢氏は南アルプスに魅せられて開拓された方なんですね。簡単に「開拓」の2文字を書いてしまいましたが、戦前に登山道を開拓して南アルプスに登れるようにした方です。
 ギャラリーに竹沢氏のことを書いた本が置いてあり、「興味があるなら…」と、展示ホールの女性にお勧めされたこともあり、帰宅してからAmazonでポチッとしました。「南アルプスの開拓の父」と呼ばれている方ですから、伊那谷出身のオレとしては当時の様子を知りたいじゃないですか。

長谷アルプスフォトギャラリー

 入り口のプレート。

美和湖をみる

 敷地内に座って美和湖を眺められるようになっています。

美和湖

 上流が風雨で荒れていないことから、美和湖の水がとても美しく。

セミ

 セミの鳴き声が心地良く、「写真」を堪能してから外で「夏」も体感出来たフォトギャラリーでした。また来年。