2016年1月1日。

 いつも通りに起床して初詣はいつ行こうか考えていたら、元旦に富士山を拝みたいと思い付き、お風呂に入って身を清めてから高速道路を飛ばして河口湖畔の大石公園へ行って来ました。

 事前の天気予報では、元旦は晴天なのが分かっていたんだから初日の出を拝みに行けば良かったんですけどね。事前に「考えて予定を立てる」「その予定通りに行動する」という感覚が鈍っているような気がします。

 ということで到着時間は12時30分、富士山には雲ひとつ無く晴天の恩恵を受けたわけですが、この時刻では写真撮影に向かない逆光。

河口湖から富士山2

河口湖から富士山

河口湖

 暖冬のせいか、昨年の同時期より積雪が少なかった気もしますが、相変わらず存在感ドッシリ、日本一の富士山です。

 私が富士山を見に行く理由は、写真撮影と自分が小さいことを実感するためです。
悩み、不満、その他精神衛生上よろしく無いものを抱えている時は、富士山の側で見上げてください。デカいなぁ、自分は小さいなぁ、その小さな自分が抱えていることは本当に小さくて些細なことだなぁとポジティブになれるのです。
 特に何を抱えているわけでも無いのですが、富士山を見上げて心身ともにスッキリした2016年の始まりです。

とうとう富士山の雄姿を絵にする。

 天気予報では快晴とのことだったので、起床後、これなら山頂に雲がかからないかも?と、富士山を狙いに河口湖へ行ってきました。
 いつもの撮影ポジションに到着したらご覧の通り、約10ヶ月かかった「山頂に雲がかからない富士山の撮影」の目標を達成。

富士山

富士山2

富士山3

 この場所は富士山が目の前に見えるので、自然や人工物が入らずドンズバで富士山なんですね。だからどうしても絵が平べったくなるんですけど、デカくて綺麗な富士山を観るという目的もあったからこれはこれで良しとします。

 紅富士やパール富士も目標のひとつではあるのですが、次は「背景に富士山が入った奥行き感のある絵」を切り取って来ようと思っています。

 空気が澄んで抜けの良い空は、あと2ヶ月ぐらいでしょうか。富士山の見える場所へ通います。

 これはたまたま富士山雪まつりが開催されていた場所のオマケショット@雪だるま。

雪だるま

花の都公園からの富士山。

 天気予報では行楽日和と出ていたので、富士山が見えれば良いなぁと花の都公園に行ってみました。しかし雲に覆われ…。いつも言っていますが、自然界の撮影は「タイミング」なんですよね。サラリーマンなので休日は決まっていて、その日の天候と時間、雲、これらがクリア出来て初めて雄大な富士山が拝見出来るのです。だから富士山の撮影は難しさがあって魅力なのかもしれません。

 近々、リベンジに行って来ます。

雲に隠れた富士山

 今日は3時間粘ったのですが、雲が切れたのは山頂が見えるこの時だけ。流れてくる雲に覆われっぱなしでした。

富士山

花と富士山

 背景の富士山は雲に覆われています。

コスモスと富士山

コスモス(一輪)

2014権現堂の曼珠沙華。

 権現堂の曼珠沙華は見頃でした。そのままを表現したかったのですが、「赤」に太陽光が当たる時の色出しが苦手なのは克服出来ていないようです。少し黄色がかかってしまいました。

曼珠沙華(太陽を浴びて)

曼珠沙華(ぼかし)

曼珠沙華(一輪)

曼珠沙華(白)

曼珠沙華

 偶然ですが、昨年も9月21日に撮影していました。記事はこちら。比較すると、今年の方が早く見頃を迎えたみたいです。

蓮の舞。

 本日も行田市にある古代蓮の里へ行って来ました。「行田蓮まちり写真コンテスト」に応募する写真が撮れたらいいなぁという軽い気持ちで、でも、自分がイメージする蓮の淡い色を抑えたくて早朝から狙ってみたのですが。

 これがその1枚。帰りにカメラのキタムラでプリントアウトして応募しました。今年もダメかなぁと諦めていたのですが、粘るものですね。
 昨夜の雨に濡れ、早朝で雲も多かったことからイメージ通りの蓮の写真が撮れました。(自分のこだわりはJPEG撮って出し)

古代蓮

 オマケは花弁が全て落ちた蓮。奇妙でビミョーな「絵」ですね(笑)。

古代蓮

染谷花しょうぶ園にて。

 ようやく週末に晴天となったので、昨日はデジイチを持って撮影に出掛けました。雨ばかりだったのでシャッターを切れないストレスがたまっていましたからね。

 選んだ場所は「染谷花しょうぶ園」さん。花菖蒲が見頃になる6月だけ開園するそうです。

紫陽花

紫陽花2

花菖蒲

花菖蒲2

花菖蒲3

花菖蒲6

花菖蒲8

 こうやって見ると、紫陽花や花菖蒲は雨の方が季節感を出せたかもしれません。見頃は2014年6月15日前後までだと思います。(開花状況)
もう花が少し弱っているように見えましたから。

<染谷花しょうぶ園>
http://www.stib.jp/info/data/syoubu.html

 駐車場は40台ぐらい(300円)で入場料が大人500円、9時から開園なので、早い時間帯の観賞がお勧めです。<有料駐車場以外には、周りに駐車場がありません。

被写体になって感じたこと。

 先般、河口湖へ富士山の写真を撮りに行った時に、デジタル一眼レフでは初めて自分も被写体になりました。その時に、緊張して目が泳ぐというかオドオドするような嫌な感じを受けたんですよね。瞬時に感じましたが、その理由はこれ。

EOS 6D

 写真に比較対象物を入れれば大きさが分かり易かったかもしれませんが、レンズを向けられた時に覚えた「嫌な感じ」というのはその圧迫感だったのです。
 私は滅多に写真に写る機会は無いのですが、あったとしてもコンデジやスマホのカメラで、レンズに顔を向けても「気楽に柔らかい表情」が出せていたと思います。何て言うかな、緊張感が無いというか、撮って撮ってという感じになっていたんですかね。

 これは「慣れ」かもしれないけど、デジタル一眼レフを向けられたら、そのレンズの大きさに圧迫感があって緊張したんですよ。

24-104mm

 去年、とある運動会にて甥っ子を撮影した時に、「こっち向いて」と声を掛けたらこわばった表情だったことを思い出しました。その後、競技中に写した甥っ子は生き生きとしている笑顔を捉えることが出来たので、カメラを意識させてはダメだなぁと思っていたんだけど、実際に自分が被写体になってより実感。

 「人物撮影」の機会は滅多に無いんだけど、その滅多に無い機会にうまく捉えるには、いかに自然体で被写体にレンズを向けられるか?ということなんですね。

 人物撮影において、カメラは「腕」だけでは無くて「いかに自然体の表情を引き出せるか?」という別の要素が重要ですね。