心のゆとりが車を停めた。

 定時で退社し、明るいうちに帰るといつもの通勤路なのに雰囲気が違ったんですね。

 信号待ちをしていた時に「おー、空がキレイだ」と、いつもとの「違い」が分かったのでiPhoneでパチリ。

雲

 iPhoneのカメラ機能ってかなりイケてますよね。

 この空ならあそこでもっとキレイな雲が見れるはずと、少し先のところで路肩に車を停めて今度はPowerShot S90でパチリ。

雲(東)

 立ち位置は同じです。↑まずは東側に向かってパチリ。そして正反対の西側に向かってパチリ。↓

雲(西)

 夕日が沈む時に、同じ場所から東西を見るとこうも違うのです。

 カメラを用意して「写真を撮りに行くぞ」と意気込んで無理矢理被写体を作る写真が多いんだけど、自然と「撮りたい」と思える眺めが通勤路にあることは知っていました。今日は「車を停めて写真を撮る」という心のゆとりがあったんでしょう。久しぶりだなぁ、こういうの。

 写真が上手くなりたいとか、人から良いと褒められる写真を撮りたいのは「欲求」として持っているけど、写真を撮った結果として「自己満足出来る写り」であれば、それが「良い写真」であってシャッターを切ることが楽しめるのかもしれないですね。そこには機材(カメラ)の機能は関係無いと思っていて、自分自身の「感性」が満足出来れば「写真に対する欲求」は満たされるものじゃないかな。