ブログでは「記事」的なことに徹すれば、更新頻度は減ってもプライベートなことを書かずに済むだろうと思っていたんだけど、自分自身があとで振り返って読む「記録」として残すには日記もありかなぁと思ってみたり。
プチ同級会の予定だった本日、この半年間でたまっていたものが弾けて体調が悪くなり、メンタルクリニックに行って来ました。

ドクターとのカウンセリングで、自分の性格は「不正は許せないし見逃さない・右から左へ聞き流せない・間違いはズバッと指摘する」等を伝えたら、「だから大人の世界では疲れちゃうんですよ。人間、歳をとると丸くなるというのは、鈍感になるからです。貴方の場合はいわゆる五感が鋭くてまだ若いんですね」だって。
これ、遠回しに「精神的にまだ子供」と言われているような気がして、そのような意味か?と聞き返したんだけど、そうでは無くて「ひとつひとつに対して真面目過ぎだから疲れてしまう。ものごとでどれか手を抜けることがあるはず、そこでは手を抜いて真面目に受け止めることはやめなさい」と言うことと、「自分に都合良く、良いことは受け入れても良いけど悪いことは気にするな」みたいなことを言われました。えーっと、無理です。今更そんなことを言われても。このドクターとはもう12年の付き合いがあるので、他のアドバイスは無かったのかなぁとちょっと残念でもありました。
何でも「良い・悪い」があって、「直せる・直せない」こともあるわけですよ。また、その方法が自分自身では分からないことがほとんどです。
例えば、職場で営業成績が伸びなくて悩んでいる人がいたら、その人に欠点(弱点)を「直しなさい」と言っても効果が無くて、素晴らしい長所(強み)があるんだから、それを全面的に出して欠点(弱点)が相手から見えないように隠せと言った方がその人はやる気にもなるし、やる気になっただけで効果はあるのです。もちろん直せることは直した方がいいんですけどね。でも直すことほど難しく、時には不可能なことさえあるので、長所を伸ばしてやったり、短所を長所に変えれるように「短所を考えさせること」が大切だと思うのです。
ま、ドクターから言われて短所を自覚しただけアドバイスの効果はあったのかもしれないけど、じゃ、それにどう対応していいか?というのは難しい答えでオレ自身では持っていないんですよね。だから通院しているわけであって、それを考えろってことなら医療費返せ。<おい(笑)。
同じメンバーで同じ仕事を続けても、マネージャーの指導によって仕事に対するモチベーションや成果が異なって来るというのはどこの世界でもある話。これは良いアドバイスが出来るか出来ないかの「差」なんですね。職場でも病院でもそう。この「差」が、良くも悪くも部下や患者に影響するのです。
親子でもそうです。親がミスリードすれば自立していない幼い子供は間違った方向を歩いて行くでしょ。
さて、薬を飲んで寝よっ。