先般、20時過ぎに突然市内放送で「取水制限するかもしれません」と流れているのを聞き、何ごとだ?と思ったんだけど、ニュースで埼玉県の行田浄水場と庄和浄水場で安全な水質が確保出来ない可能性がある旨が伝えられ、「どーしましょ」と動揺しました。慌てました。
まず、飲み水の確保を優先と思い、近所のドラッグストアに行くも全て売り切れ。買い込んで行く人を見送りました。行動が早いというか、1人で「そんなに」買い込まなくてもいいのにと思う程抱えていた人もいましたね。
オレがこの「水を買いに行った」というのは、突然のニュースに慌ててしまっていて、冷静に考えれば非常時用に2Lのペットボトルを12本ストックしてあったから行かなくても良かったのです。もっと冷静になれば、その時は埼玉県内どころか、行田・庄和浄水場と地域が限定されていたので、Amazonで注文すればいくらでも買えたわけです。
そして翌日、オレの居住区外の千葉県野田市方面で取水制限による断水のニュース。給水車に並ぶ方々を見ました。この時に、「大変だな」と思ったのは勿論だけど、給水車に並ぶ方々が「ウォータータンク」を持参していたことに「スゴイ!」と感心しました。
去年の震災以降、防災用品や備蓄用品は品数が豊富になってからコツコツと揃えたけど、「水」に関してはペットボトルを定期的に購入して、古いものから消費していくということを繰り返していただけだったんですね。だから数日分の飲み水は確保していて、「水は大丈夫」と安心していたのです。
しかし、今回の件がうちの居住区だったら…。ペットボトルの水では必要量が足りなくなっています。トイレにお風呂等、「飲む」以外の水が無かったはずなのです。
オレの防災意識の中からは「給水車から水をいただく」ということが抜けていたので、今回の件を機にウォータータンクを購入しました。レビューには満足したというものから、キャップから水が漏れる等、不満も出ていたけど、要は給水車から水をいただき、貯水出来れば良いと割り切って1,080円の22Lタンク×2コ。
このウォータータンクの出番はキャンプぐらいで、その他非常時用に必要になるようなことは起こらないで欲しいものです。