宿根草とマクロ撮影。

 デジカメが必要だなぁと思ったのは2003年、今から10年程前で、そのキッカケはホームページを持っていたから。今はブログになったけどここね。その時は「写れば良い」「パソコンに取り込めれば良い」程度だったからデジカメなら何でも良かったんだけど、拘りを持つキッカケとなったのは多肉植物をやりはじめた2007年。
接写というか、多肉のラインを奇麗に見せたくて「マクロ撮影が出来るもの」を探したんですね。もちろん、キレイなラインの多肉を「そのまんま」見せたかったからマクロで写れば何でもいいやという感覚。そこで行き着いたのはナゼかマクロが得意でも無かったNikon P6000。<当時は結構良い価格でした。
 これは接写というよりも、フォーカスされた位置の背景がキレイにボケたからだったけど、やはりマクロでビシッと決めるにはこいつかなと、CX3を追加購入。
この辺りからデジカメに拘るようになって、どんどん撮影欲が育成されて気付いたらデジイチまで。ここから通常はレンズが欲しくなってレンズ沼にはまって行く…というところで踏みとどまっています(笑)。レンズ沼にはまる前に、デジイチを持ち出すのが面倒になったこと、デジイチでは無くても写りの良いデジカメが発売されていること、そして近年はミラーレスにまでなってよりコンパクトなカメラが出て来たから、どちらかというとデジカメ沼にはまっているような気がします。写真はカメラじゃなくて腕とタイミングなんですけどねぇ。

 で、デジカメの進化と共に、購入してから時間の経っているCX3は使わなくなっていたんだけど、今日は久しぶりにシャッターを切ってみました。CX3得意分野のマクロで。

 被写体は宿根草の蕾が開きそうなものと開花したもの。これ、Flickrにアップしているのでパソコンからアクセスしている方はクリックして拡大してみてください。

宿根草

宿根草(つぼみ)

 花粉から花弁のシワ、よく撮れているんですよね。

 さすがに機能的にはフォーカスされるまでの時間にイラッと来るぐらい遅いんだけど、止まっている花をマクロで撮影するには充分な出来ですよ。と、ここまで書いて思い出したけど、個人的に「色」が気に入らなかったんだわ。そーだ、それでこれは使わなくなったんだわ。

 いやいや、年期の入ったデジカメでも充分使えますよということを書きたかったんだけど、いや、使えるんだけど個人的にはCX3の発色が好みでは無かったのでこの記事はボツ(笑)。

 やはりレンズ沼行きかなぁ。発色はキヤノンが好みなので。