個人的に携帯電話は必要ないかも。

 職場へ「私物」が持ち込めなくなってから、全くと言っていいほど携帯電話を使わなくなりました。以前から職場へ入れば固定電話以外は外部と遮断されていたようなもの。ネットに関してもSNS系やウェブメールは全てアクセス禁止でブロックされ、スケジュール管理は社内システムを使うという、本当に監禁されているような状態です。だから勤務中にTwitterはもちろん、mixiやFacebookもダメなんですよ。確かようつべもダメだったな。ようは業務に必要以外のアクセスは禁止なんですね。

 で、携帯電話。これを全く使わなくなってしまったんですよ。通勤はマイカーなのでバックに放り込みっぱなし、携帯を持つ時間と言えば出勤前と帰宅後、そして休日だけなんです。でもこれが不便じゃない。オレと連絡を取りたい人には不便かもしれないけども。
 docomoとiPhone 4を持っているけど、ほとんど使わない・使えない状況に置かれているので解約してしまおうかと悩み中。

 先般の東日本大震災を受けて、必要なものと認識はしているんですけどね。ただ、それは携帯電話機能のメインである「通話」では無くてメールやウェブ、それと緊急地震速報です。通話規制によって、携帯電話の通話機能がこれほど使えなくなるものとは思いませんでした。
となるとメールやウェブが中心だから選択肢はスマートフォン、そしてオレの年間を通しての生活圏で圏外表示されないのはdocomoだけ、んー、docomoのスマートフォンがエリアメール対応になったら間違いなくiPhone 4は解約かなぁ。

 ここからは余談になるんだけど、家電(イエデン)は固定電話なんですよ。2004年に光回線にしたのかな、で、その後にIP電話として基本料金が安くなるひかり電話が出たんだけど、「もしもの時」に備えて通信ルートは2つあった方がいいこと、当時、光回線は今程普及していなかったので、大規模なトラブルがあった時には固定電話の復旧が優先されるだろうと「個人的に思い込んでいた」のです。東北地方の復旧状況を見ていると、今はどちらも早く復旧されてますけどね。(ただし、各キャリア交換局の津波被害地域を除く)

 今回の震災で通話手段の不便さが浮き彫りになったんだけど、ネットをさまよっていたら「050のIP電話は使えました」という記事を発見。>ソース忘れた。
これは体験しなくても「050は電話網では無くてネット網を使うから規制されない」ということから信憑性はかなり高いと思います。プロバイダと契約して050の番号を持っておくことが、通信規制をされても音声による通信手段は確保されますね。また、計画停電を考えたら、固定電話+電源を必要としない電話機の用意で通信手段は確保されますね。交換局がトラブルに合わず、電話線が切断されないことが前提ですけど。

 あ、ここまで書いて気付いたんだけど、「家では通信ルートを2つ確保」しているんだから、携帯電話も「2つ」のキャリアで通信ルートを契約しておけば、今の契約のままである程度は通信手段の確保が出来ているんだわ。

 普段全くと言っていい程携帯電話は使わなくなったので、んー、個人的に必要性を感じなくなっていて無駄な出費なんだけど、「もしも」を考えたら悩ましい。