レッスンを重ねてつかんだこと。

 レッスンの都度に備忘録として書いておこうと思っていましたが、ブログを書くよりも「寝ること」が楽だと覚えてしまっているので、まとめ書き。

 まず、7年ぶりに再開したゴルフについては、始めた当初からの自己流でスコアは100前後で行ったり来たり。ゴルフを覚えた頃に参考にしたのは青木功プロの「ベタ足」スイングです。当時、このベタ足スイングをどう真似したか覚えていませんが、足を上げないことを意識した結果、アイアンの場合は構えてから腕を真っ直ぐ右に振り上げ、そのまま打ちおろすスイングになっていました。でも結果オーライで、ストレートに狙ったところを大きく外さずにボールが飛んでいたので、「アイアンは大丈夫だ」と思っていたんですね。
ところが、テレビでプロのゴルフ、ラウンドした時の同僚のゴルフを見ていると、打つときは腰が回って打ち終わると体がボールが飛んでいく方向を向いて右足踵が上がっていました。キレイなスイングだし、これを身に付けなければスコアは伸びないと思ってレッスンに通い始めたのです。

 レッスンプロから「どうしたいのか?」と聞かれた時に、「キレイなスイングで打ちたい」と回答。そもそもスコアを伸ばしたいとか、自分の打ち方がどうのこうのと理解していたわけでは無いので、どうしたいか?が明確に無かったのです。とりあえずキレイなスイングを身につければスコアは伸びるだろうと思ったので。

 さて、レッスンが始まってみるとダメなところがたくさん浮かび上がってきました。腰で打っていないことは勿論のこと、インパクトの瞬間に腕の力が緩んでいたのです。アプローチに関して、距離を調整するには振り幅を意識してピシッと打つと教わりましたが、レッスン前までは距離に関係なく、振り幅が同じでスイング時の力加減で調整していたのです。

 始まったのは5時の位置から7時の位置までの振り幅で、腰を使って腕は後から出てくるスイングの徹底。次に4時の位置から8時の位置まで、そして3時の位置から9時の位置までのハーフスイング。これを毎週土曜日、8回に渡って徹底的に繰り返し、体に覚えこませました。ここには掲載しませんが、レッスン前に撮ったスイングと、レッスン後のスイングでは大きな違いが出ています。
腰が回っています。

 「コツ」が分かったので、アイアンで打つ時は緩むこともなく、強振することもなく、「優しく」打つことが出来るようになりました。ここまでが成長したところ。

 次のステップは、このスイングでダフったりトップすること無く、安定してボールの下にアイアンを打ち下ろせるようになること。そしてクラブの番手ごとの飛距離を覚えればスコアが良くなるんじゃないかなぁと。

 レッスンの中での遊びでドライバー等を使っていますが、アイアンのレッスンで腰が回り出してから一切直されていません。ボールは真っ直ぐ飛んでいくし、自信を持っているのもドライバー等なんだけど、まだアイアンが安定しないからドライバー等はこれからなんでしょうね。

 アイアンで打つ時は緩んでも強振してもダメ、「優しく」打つ。そして腰から打ち始めることによって、構えた位置に腕が戻って来る、「コツ」はつかんだので、これを体に覚えこませることが当面の目標です。

ゴルフクラブ

 ゴルフを始めるためにレッスンに通い始めた意識で素直に吸収すること、時間がかかってもこれが上達への近道ですね。